筋トレでの辛い時の最後の1回
筋トレをする時に、辛い時、最後1回だけ頑張ろう!という、この1回が一番効果的だったりします。(全体の回数は科学的根拠に基づいて行った方が合理的ではありますが)
日々の生活でもやはりこういったことは往々にして存在すると思います。
それは思考面での最後の1回に相当することです。
日頃アンテナを張ることの一つとしてニュースはチェックしている人は多いと思いますが、その記事から、どんなことが読み取れるのか、ライターが何を思って書いたのか、その出来事からどんな未来が予測できるのか、ということを想像して読むことでまた一つ深みが出てくると思います。
何事もアウトプットベースでインプットを行うことでその効率も上がってくると思っています。
たとえば、今日見かけたニュースでは、googleがスマートフォンアプリとしてストリートビューをリリースしたとのことです。このアプリでは一般のユーザーが360°写真を投稿できるようになっているとのことです。
早速私もダウンロードしてみました。使ってみた感じは、パソコンのストリートビューとあまり変わりはなかったのですが、スマホからこれが使えるというのはすごく便利なのではないかなと思ったのがひとつ。そして大きな違いとして感じられたのはやはり一般ユーザーが投稿できるという点。これによって見られるマップの広さが変わったかというと、正直わかりません。ただ、都会に関して言えばもともとかなり充足されていたので、ほとんど変わりはないように感じられます。
では、一体何が特筆すべきことかというと、それは何度も書いてきたように、一般ユーザーの動きが分かるという点。まだこれの商業的利用などはなさそうですが、たとえば、これを観光地と組み合わせて、日本で一番写真が撮られている(=観光名所)のはどこの地域なのか、また東京の中でも多くの人が訪れ、写真を撮っているのはどこなのか(ハチ公前?スカイツリー?)といったことまでもがデータとして見えてくる可能性があります。そうなれば、場所に対して評価するという流れがさらに加速していくのではないでしょうか。食べログのように、その”場所”に対してのレビューを書いたり星をつけたり。
そういった未来が実現不可能ではないところまで来ているんだなあということがこの記事ひとつからしても想像できます。
ただ記事を見ただけだと、「へー」だけで終わってしまうところ、ダウンロードして実際に使ってみる、これが次のステップとして同発展していくのか、これを利用してどんなことができるかを想像してみる。といったことが、張ったアンテナから得た情報を意味のあるものにするひとつの手法であったりするのかなと考えます。