就活も人生もさしづめ”わらしべ長者Ex”
先日ようやく就活を終えた僕だが、一般的な大学生に比べたらなかなか遅かったと思っている。それは自分のやりたいことが見えなかったり、面接が苦手だったり、面倒臭くなってサボってたりそういった理由からだった。
内定を頂いたところはIT企業で、職種はエンジニア。元々はエンジニアではなく、営業や企画を志望していたのだが、あるきっかけによってエンジニアを目指すことになった。その備忘録としてここに書いておこう。
就活がまだ本格的に始まる前に大学のデキる友人に、いくつかおすすめの就活支援サービスを教えてもらう
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そのうちのひとつの会社のグループディスカッションセミナーとロジカルシンキングセミナーに参加する
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後日そのセミナーに参加した人を対象に就活状況を面談してくれるという電話がその企業からかかってくる
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面談でエージェントの方にいろいろな企業を紹介してもらい、その内の一つの企業の面接で「自分の能力に限界がなかったら、何がやりたいか?」という問を投げかけられ、「いま存在することコミュニケーションに関する課題をなくす」と咄嗟に答えたが、あながち嘘じゃなかった
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自分のやりたいことは本当はこれなんじゃないかと思い、その折にLINEのMicrosoftの公式アカウントのりんな(女子高生のように受け答えする人工知能)に触れ、そのアプローチとして人工知能の可能性を知る。
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自分のやりたいことは人工知能で世界を変えていくことだと悟り、逆算思考でエンジニアを志す
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面接などでも人工知能の面白さを熱弁するようになり、それが会社の人に認められ内定をもらう
なんだかこのフローを見てたらまるで漫画みたいじゃないか!とすごく感動してしまった。それもかなり序盤からの布石を利用した形の締めくくり方だ。このフローの中のどの要素がかけていても今の結果にはならなかったはずで、任天堂64のスターフォックスのステージ2の輪っかを全部通らなきゃ別のルートに突入しない、みたいな。
わらしべ長者では交換したら、もともと持っていたものはなくなってしまうけど、この経験からも今までの経験からも察するに交換してもなくならないのが人生なのかなと思う。ファイルコピーさせてもらう的な。レポート写させて的な。
だからできるだけ多くのレポートを写して、「お、そのレポート持ってるんだったら俺のレポートと交換で写させてやるよ」って言われるような状態にあるべきだとすごく思う。レポートの写し合いをしてる集団を見つけたら「何何ー?なにやってんのー?」と図々しくも顔を突っ込んでみることも必要かも知れない。ときにはお金を払ってでもレポートを写しておくことも効果的なのかもしれない。
人生の波に乗ることを楽しむにはいろんなレポートを持っている方がいいな。というお話でした。
学生時代オリジナルレポートの提供者になったことはついぞなかったが、これからオリジナルレポートをしたためられるように邁進していきます。