たとえ合戦になったラグビー日本の南アへの勝利に際して水を差す話
先日ラグビー日本代表が南アフリカに勝利して、連日ワイドショーではその話で持ちきりになっているけど、どのくらいすごいのかと、その喩え合戦が少し面白いなとは思った。
これサッカーで言うなら11人のクリスティアーノロナウドに日本が勝ったみたいな事だからな!笑
ラグビー日本代表南アフリカに勝ったとかやば!ラグビー知らん人にはわからんやろうけど野球でゆったら高校生チームが阪神に勝つぐらいすごいこと(笑)
もう一度言いますがこの度ラグビーW杯で日本が南アフリカに勝利したことをドラゴンボールに例えると、クリリンがフリーザ倒しました。もう一度言います、クリリンが最終形態フリーザに勝ちました。
ラグビー日本代表南ア戦勝利の奇跡をガンダムで例えると、フラウ・ボゥがボールに乗ってシャアの乗るジオング撃墜してついでにビグ・ザム落とした上にアムロの親父を正気に戻すみたいなこと
ラグビー日本代表が歴史的な勝利をしたらしい ガチ勝負で桐谷美玲が吉田沙保里に勝つくらいのレベルって聞いて、それはとんでもねぇなと思いました
なるほど、これは相当にすごいみたいだな。
スラダンで言うなら、三浦台が海南に勝つくらいの快挙か。
日本のスポーツってそんなに重要かな?
この記事で言及されていたことは、これから日本の人口が減っていき、特にスポーツの分野において多様化もあいまっていままでのメジャースポーツの国際的な競争力は半減していってしまう、ということだった。
この記事もそうだし、世論的にもなんだか”スポーツが弱くなる=悪”みたいな捉え方があるのがすごく不思議に感じる。
経済的な競争力が国際的に弱まっていくのは言わずもがな心配にはなるけど、それと同じ土俵でスポーツを語るのはいささか疑問に感じる。
いや、ジャマイカなんかで陸上の覇権をほかの国に持っていかれるのは大きな危機だってのはそうだと思うんだが、(ジャマイカでは第2のボルトを夢見る子供たちも多かったり、陸上大国としての国際認知度もあると思う)日本は決してスポーツで食っている人はそこまで多くないような気がする。まして、国内だけで消費している人たちを覗いたらどれだけ少ないんだろうか。
スポーツの意味
スポーツの意味を少し考えてみると、やる側と観る側にわけて、
やる側
1.あらゆる年齢(多少制限はあるが)、業界の人と共通するものであり、その人のひとつの属性を表すものになること。
スポーツを通じていろんな人と交流を持てる機会が生まれる。また同じスポーツをやっていたということで親近感を生み出す。
2.健康にいい。
3.上手くなるための練習方法を考えたりなど、ほかの日常生活に応用できる思考が生まれる。
4.精神的に強くなる、自信が生まれる。
このくらいだろうか。
一方観る側では
1.エンターテイメントとして、趣味娯楽の一部。
2.同じスポーツを好きな人と盛り上がる、親近感を生み出す。
3.日本人選手が活躍していると、日本人として誇りを感じることができる。
このくらいじゃあないか。
さしあたってはこのくらいじゃなかろうか。
僕の考えるスポーツ観
このどれもほかのなにかで代替可能なモノのように感じる。(ただし健康への影響は除く!)
様々なジャンルの中の一つの要素に過ぎないのではないかと。
同じスポーツで盛り上がるというもの、好きなアーティスト、アイドル、作家など様々あるうちの一つの要素に過ぎないのではないだろうか。エンターテイメントも然り。
だからそんなにスポーツ信仰はしなくてもいいんじゃないかと思ってしまう。
みんなこどもはスポーツをやらせる社会の雰囲気とか、それ自体はいいことかもしれないけど、中学高校になってまでベンチにも入らない人までもが続けなきゃみたいな風潮があるような気がする。
それよりももっとビジネスに直結したり、世界で大成するような様々な才能を伸ばす方向にすればいいんじゃないかと思う。
ラグビー日本代表が歴史的快挙をしたことに水を差すだけど、そんなにスポーツって重要かな。という話でした。