今日は穀潰し

穀潰しにならないように頑張ります。パン派です。

僕は人生は幅優先探索で楽しみたい

何かを探索するときのアルゴリズムとして、深さ優先探索というものと、幅優先探索というものがある。

たとえば将棋のAIのプログラムなんかがこういった探索を利用している。

これは意外と人生とのアナロジーを感じた。

 

次の図で二つの探索の方法を簡単に説明すると、

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[1]深さ優先探索

一つの枝に対して深く行けるところまで調べ上げる。

つまり、図でいうと1→2→3→4→5→6→7→8→9→10→11→12

と調べていくわけだ。

 

これを人生で喩えて言うなら、三つ子の魂百まで的なことじゃなかろうか。

将棋名人然り、プロスポーツ選手然り、何かを極めた人はこの深さ優先探索パターンな生き方なように感じる。

 

 

一方幅優先探索というものは 

[2]幅優先探索

同じ階層のものをまずは全て調べ上げる。

つまり、図でいうと1→2→7→8→3→6→9→12→4→5→10→11

と調べていくわけだ。

 

人生で喩えて言うなら、色々手広くやってみて興味のあるものを探していく的なことだろうか。

本来のこの探索木の構造の性質上、下の階層に行けば行くほど、ノード(数字)の数は増えていくものであり、すなわち、いろんなものに手を出せば出すほど次になにか面白そうなもの興味のありそうなものが増えてくるという図式である。

 

 

どちらのアルゴリズムにも長所短所が有り、本来人間はこの二つを無意識に併用して物事を考えている。

明らかにいらない要素、続かない要素からではその先の探索をやめて、ここだ!と思ったところではどんどん深く探索をしていっている。この直感力のようなものがいまだコンピュータが持っていない人間の特性でもある。

 

 

その偏向としてどちらかといえば幅優先探索的な生き方をして、いろんなものへの興味を増やして、次なる一手を考えていきたいと、最近再びアルゴリズムを学んで感じた。

もしよければ調べてみてください。