今日は穀潰し

穀潰しにならないように頑張ります。パン派です。

え、俺今これ10倍界王拳使ってんの?

俺はまだ本気出してないだけ

なんてキャッチーな言葉だろうか。人間誰もが一度はこうは思ったことがあるはずだ。かくいう自分も今まさにこう思っている。

 

 

 

卒業論文をやらなければいけないという状況の中で、本来ならば一日8時間くらいを週5日は必須くらいでやらなければいけないくらいの学科ひいては友達の雰囲気がある中で、自分はというと頑張って3時間。それも週に3~5日程度。トータルすると平均の半分も時間をそもそも割いていない気がする。だからこそ研究も進まず、進捗報告もできず教授陣に2時間ほど考えに考え抜いた謝罪文を震える手を支えながら送信する羽目になってしまっている。

 

そんな状態でもなお、俺はまだ本気出してないだけ。本気でそう思っている。単純にかける絶対時間が少ないことが、ただそれだけが問題なのであり、ポテンシャル的な意味で問題があるのではないと必死に自分に言い聞かせている。今流行りのY・D・K(やれば出来る子)なんじゃ

 

だからこそただ単にかける時間を倍にすれば追いつく、いやむしろ追い越せるんじゃないかなと真剣に思ってしまっている。逆に今までこれだけの時間のかけなさでこの進捗ならばマシな方ではないか、となんなら意識高い系を見下す麻雀に明け暮れる日々を送る大学生みたいな心持ちですらある。麻雀やっててこれだけ単位取れてる一方で、ちゃんとフル単のやつは圧倒的に俺より勉強してるからそれはそれで効率的にどうなんだ?的な考えだ。

 

そんなこんななわけで、要するに「俺はまだ本気出してないだけ」と思っていたわけだが、そんな午前2時に見つけたブログで

「で、これからどうするの?

 そろそろ本気出した方がいいよ、覚悟決めてさ。」

 

・・・え? 

いえいえ

わたし、これが本気ですから。

今本気ですからね?

本気でサボり本気で遊んでますからね。

 

 引用元いつ本気を出すのか、という問題 - かにちゃんねる

 

めっちゃ謙虚。この人のことはほとんど知らないけども、今の自分、というか自分とは正反対な対応だなと感心すると同時に、一つの懸念が頭をよぎった。

 

 

 

 

~~回想シーン~~

天津飯「心配することはない、この卒論、終わる。界王拳のことを忘れてやしないか?今のあいつなら10倍の界王拳くらい耐えられるんでしょ?」

 

ヤムチャ「そっ そうかっ!!!」

 

 

界王「残念だったな……今使っておるのがその10倍界王拳なのだ…」

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「え、俺今10倍界王拳使ってんの?」

 

 

 

 

 

どうやら本気を出してないと思い込んでいた自分はもうすでに本気どころか10倍界王拳にまで手を出していた始末。

 

自分ののんきな脳内の天津飯ヤムチャがまだまだ本気を出せると思い込んでいた一方で、悟空=キャパはすでに限界まで出していたという寸法だ。

 

 

この絶望たるやなんと表現すればいいのか。

 

もう残された道はスーパーサイヤ人になるしかないじゃないか…

頼むから教授よ、俺の親友を殺してくれ…

そして逮捕されてなんやかんやのごたごたで卒論審査に手を回せなくなって全員分卒業論文を免除してくれ…

 

今まで人生で生きてきて一番絶望したシーンがこのシーンである僕にとっては、これは大きな発見であるとともに、悲しみ怒り恐れetc...すべての負の感情を詰め込んだちょっと早いクリスマスプレゼントとなった。

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 ちなみに2番目に絶望したシーンはスラダンの山王戦で後半開始5分で20点差付けられたとき。^^