トイレ内ヒエラルキーで逆転の一手
学校のトイレでうんこをしてはいけない。
それはこの世界の秩序を守るために唯一定められて戒律。
というのは子供の頃の話で、大人にもなった今やもはやトイレでうんこをしていたからといって槍玉に挙げられるなんてことはさすがにないよね?
でもなんとなくだけどやっぱり子供の頃のトラウマなのか、大便=恥ずかしいことみたいなことは頭の中にふんわりと残っているわけで、なんかキョロキョロしちゃうよね。万引きしそうな主婦みたいな、家族とファミレス来てるのが同級生にバレたら恥ずかしいから周りを気にしながらハンバーグ食べる中学生みたいな、そんな感じにはなってしまう。
別に悪いことをやっているわけではないけれど、褒められたことじゃないしかくしたい気持ち、後ろめたい気持ちはなんとなく未だにあるわけで。
トイレ内ヒエラルキーなるものがあると思うんだ。
それは偉い人が入ってきたから順番を譲るとかそういうことではなく、入口に近い方の小便座が偉いとかそういうことではなく、
ただ単に、小便をしているものが偉く、大便をしているものが虐げられるという構図だ。
この記事で、大のトイレに入っている人は外界の音に耳を澄ませ、細心の注意を払って、出て行く。
とあって、やはり大に入りしものは小を足すためにおいでになった人の目に付くことは憚るのだ。
大に入っている人からしたらもう散々だよ。こっちは最初っから入ってたっていうのに、あとからずかずかと入ってきて、こっちのことなんかお構いなしに、やることだけやって帰っていくって。こっちは出たいタイミングで出られずに、そっちの機嫌を伺うしかないなんて。
町を支配するバケモノに、大事に育ててきたとても可愛い娘を生贄に差し出せって言われて攫われたくらいの理不尽さだよコレ。
小の人が、「おらおらっ!おまえ俺がずっとここにいたら出られねーんだろ?おっ?」なんてされてしまったら、もうどうしようもない。お手上げだ。静かに、小の人の気を荒立てないようにするしかない。
それが学校や会社など、限られた領域で、ある程度顔が割れている可能性がある人であるならばなおのことだ。
基本的には大をしているものが下で、小をしているものが上な構図は変わらないもの。
が、しかし
小をせし者がその地位にかまけて、おならをしたらどうなるだろうか?
一気に立場が逆転しないだろうか。
不死身だと思っていたそんバケモノは、実は心臓がほかの場所に隠してあって、その心臓が無事な限り死なない的な。その心臓の隠し場所を見つけた的な。
それが「プッ」くらいのおならだったらまだ立場を逆転するに十分な材料にはならない。心臓の隠し場所を知ったけど、それがバケモノの城の一角にある。みたいな。
でもそれが「ぷ~ぅぅぅううう・・・・ビョぼぼボボぼギュ・・・・ぶび・・・ビュ・・・」とかだったらどうだろう?
完全に立場逆転だ。もうあいつの心臓は家の床下にある。くらいの感じだよね。完全に逆転できるよね。
立場に臆することなくいつでも個室から出ることができる。
ようやくあのバケモノを倒すことができる。もう誰も悲しまなくていいんだ…
もう、誰も…
END
なんだこの記事は…。
冷静になってみるとなんなんだこの記事は。
「おなら 擬音」と検索してまで調べたおならの擬音使ってまで、一体僕は何が言いたかったんだろう?
これを親が見たら悲しくなるかな。うちの子は何を書いてるんだろうって。
みなさん、こんなまさにクソみたいな文章は水に流してしまいましょう。
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では