学生の僕が毎日サラ金業者に取り立てられている話
私の頭の中のサラ金
あの映画のタイトルいいよね。それはさておき、ひどいんですあいつら
サラ金業者に取り立てられている
僕は今学生なんですけども、実はサラ金に取り立てられている身なんですよ。
それもほとんど毎日毎日。
そりゃもうすごい勢いで。
しかもすっごい利子が高いのなんの、カイジもびっくり!
「通るかっ!バカっ!!こんなの通るはずがねえっ!割に合わねえっ!足元見やがってっ!」
「いいんですよ、借りないならばそれで。私たちは何も困りはしないんです。ただ、今借りてるものはきっちり返してもらいますよ」
「うぅっ…………るよ。」
「え、なんと?」
「だぁーもうっ借りる借りるっ!借りるつってんだよっ!」
「……ご利用ありがとうございます」
多分ヒサンはくだらないんじゃないかなって思いますね。
日に3割ですよ。3割。
ところ構わず取り立て取り立て
もう取り立てられる人生ですよ。
こっちがどんな状況でもお構いなしに取り立ててくる。
えぇ~いまぁ~?今だけは勘弁してよ~っていうときにむしろここぞとばかりに取り立ててくる。
大事なデートのときにさえ取り立てにやってくる。それを見て失望されてダメになったことが何度あったことか。計り知れない。
大事な会社説明会にさえ現れる。ほんとに場の空気をぶち壊して、周りのみんなが引いている。僕は、すごく肩身の狭い思いを強いられた。
大学のゼミ中に取り立てに来たときは教授でさえビックリしていました。はい。
そんな思いをしても僕はいまだなお返済し続ける。借り続ける。
いったい僕はどれだけ利子の返済をしてきたのだろう。
学生の僕がなぜこんなことになってしまったんだろう…
まっとうな人生を歩んでいたはずなのに…
あなたも実は取り立てられている
そこのあなた。あなたも絶対取り立てられていますよ。まるで税金のごとく自然にかつコンスタントかつ時には大胆に。
本当は返さなくていい利子なんです。
たぶんあなたのサラ金業者はまだ穏便なんです。次に給料日が入ったらでいい。って言ってくれる優しいやつ。なんでお前こんな仕事やってるんだよーっていうやつなんですよ、たぶん。捨て猫とか拾って家に連れて帰っちゃうやつなんですよたぶん。電車でもおばあさんが入ってきたときに譲りたいけど、あざとくしたくないからスルっと隣の車両に移動するんですよ。こわもてのサングラスしてるけど、可愛い目してるんですよ絶対。ちゃんと娘とかいて可愛がってるんですよ。
少額だから「ま、いっかー」ってなってるだけなんですよ。
なんのことだかわかりますか
そう、睡眠時間ですね。
これ読んでる途中でハハーンって思った人は天才です。
睡眠時間を取り立てられているんですよ、僕たちは毎日毎日。
夜更かしする=サラ金で金を借りる。なんですよね、もう。絶対睡眠の質は下がって、余分に睡眠時間をとられるんですよ。12時寝6時起きだったらちゃんとやりくりできるのに、3時寝になるともう12時起きとか、下手したら15時起きとかなんですよ。これすごい利子ですよ。ヒサンどころじゃないですよ。1日で倍ですよ、倍。ヒジュウですヒジュウ。こんなワード聞いたことないっすよね。
なんでサラ金は悪だって世間にこんなにも浸透しているのに、夜更かしは悪だってそんなに浸透していないんでしょうかね。
おかしいんですよ、この世の中は!
夜更かしは悪!人道に反するくらいのリテラシーをみんなが持てるようになる。それが今の僕の夢です。
そう、睡眠だけにね☆