尊敬する人物は両親です!って…本気…?
就活やらなんやらでよく尊敬する人は誰ですか?という問が見られる。模範解答の一つとして尊敬する人物は両親です!という回答があるが、それって模範解答なのか…?といつも疑問に思っていた。
よっぽどすごい親か、よっぽど世界が狭いかだ
今まで自分があったことのある人だけでも数百人は少なくともいるはずで、その中から両親を選ぶって、どんだけ今まで会ってきた人たちしょうもなかったの?って思ってしまう。仮に父親です!母親です!と、どちらかだけならばまだ確率的にはありそうでもあるけど、そのどちらもというのはいささか現実味に欠けるのではないか。
仕事を頑張っているだとか、毎日朝早く起きているだとか、一般的に見てもやっている人が多いことを理由に挙げて尊敬しています!っていう人は本当に短絡的過ぎるように感じる。完全な偏見だが、特の女の子に多い気がする。
両親を尊敬していますならまだいい
尊敬している人は両親ではなく、両親を尊敬していますならまだいい。尊敬する人がたくさんいて、両親もそのうちのひとりです。というのなら、尊敬のハードルがやたら低い子なんだなーで片付く。でもまっさきに挙げられると、なんかそれテンプレ通りに話そうとしてるの?それとも頭弱いの?って思ってしまう。
感謝と尊敬をごちゃまぜにしてない?
つまるところ僕は両親は別に尊敬はしていない。こう言うとなんだか世間からは冷たい視線を浴びることになるが、勘違いして欲しくないのが、感謝はしているということ。私立の大学にまで行かせてもらって、子供の頃も欲しいものはそれなりに買ってもらえて、一人部屋ももらえて、普通に不自由ない暮らしをさせてもらっている。それは感謝している。ただ、この感情を尊敬と見誤ってしまう人は、恋に恋する乙女みたいなじゃあありゃせんか。
尊敬されるのって難しいぜ?
つまるところ、そういう話。普通に生きてて普通に結婚して普通に子供を産んで普通に育てて、普通に育った子供から尊敬されるってなかなか難しいことだと思う。良好な親子関係や家庭を築くことはそれはそれで難しいとも思うが、その中で尚且つ子供から尊敬される両親になるって、相当難しいと思う。
一番身近に居る存在だからこそ、いい面も悪い面も見えてくるし、家族ともなればオフの時間も見られる。というかそれがメインだ。その中で大きな減点をされないのは、自分なら相当に難しいだろうなーと感じた。
うーんでも別に尊敬される必要もないか。
by米食い