イケハヤさんっていま裸の王様みたいだな
先日整形外科の待合室で、お婆さんとその娘と思しきおばさんが診察室から出てきて
「ほらーだからあんまり揉まないほうがいいって言ったじゃないっ!」
とおばさんがお婆さんに向かって言っていたんですね。おそらくお医者さんにあんまり患部は刺激しないほうがいいですよ的なことを言われたんだと思います。
「あたし言ったよね?」
「だからそっとしときなっていったのに~」
「だからあんまり刺激しないほうがいいんだってば」
これらのワードを今サビなの?ってくらいに何度も繰り返すおばさん。
お前それほんとに前々から言ってた?
絶対そんなに今連呼するほど口酸っぱく言ってないよね?
仮に思ってたとしても、医者のゴーサインが出るまでは出しゃばるの控えてた感じだよね?
医者の診断で確信を得てから堰を切ったようにまくし立ててるけどさ、おまえのやってることって結構きわどい外野への当たりなのにタッチアップ狙うみたいなことだろ?
それずるくない?って
さて、最近ある一つの記事を皮切りにイケハヤ叩きがこの界隈で見られる気がしますね。
なんでいまさら?って思ったのですがそれもこれもやっぱり最初にイケハヤはおかしいぞって言い出したあの純朴な少年のせい(おかげ?)だと思うんですね。
いやでも厳密には裸の王様ではないんですよね、だって裸の王様は実際裸ですし、王様自身も奉りあげられて騙されてあれを着てるわけですから。
裸の王様っていうよりは、おしゃれをこじらせている人ですね。
もうオシャレと言ったらあの人!みたいな地位をいったん築いてしまったから、それを批判しようものなら、お前はオシャレがわかってないね。おブスぅ~。おブスファッション~。なんて酷評されてしまうから、「おぉ~、あぁ、オオオ、オシャレだよねっ!、あの人」って言わざるを得ないんですよね。
たぶんイケハヤさんもイケハヤさんで、「私がオシャレな服を着ているんじゃない、私が着る服がオシャレになるんだ。」みたいなこと思ってると思うんですよ。
芸人でいうところの中田カウスです。本当は面白くないんです。あいつ。なのにM-1の審査員とかやって、大御所感出してるから芸人のみんなも「あいつおもんないよなぁ」とか言えないんです。
そんでいざ誰かが、実際あいつおしゃれか?って言い出したら「そうそう!俺もずっと思ってたんだよ!」って言い出す輩が出てくる。お前それ後出しだろ~ってなことは思うこともあるのだけど、それは場合によっては不問にしようじゃないか。
おしゃれなんてのは極論自己満足なわけだから、当人がお洒落だと思えればいいわけなのだけれども、問題なのはおしゃれだと思って買っていたあの人愛用のおしゃれアイテムを買わされた人たちが全然おしゃれにならないってことですよね。
これもなんかコーヒー浣腸みたいですね。
実際イケハヤさんはコーヒー浣腸で成功してるのかもしれないですけど、それをみんなに勧めるのはいささか無責任じゃないかってことっすよね。
まあどっちにしろタッチアップするしないとか、イケハヤさんがオシャレじゃないとかいう戦いは僕には関係ないんで、ライトスタンドからこの行く末を観戦しているとしましょうか。