人と会うときに交通費を気にしてしまう僕はセコイのか
いや、セコくない。
大学の友達と飲む
先日大学の友達である中本君と2人で飲むことになったんですね。
で、そのときは大学はもう春休み中で定期が切れているわけですよ。
中本とは今まで1,2回飲んだことがありましてね。そのときは中本が大学の近くの大きめの駅に住んでいるということもあり、大学の最寄りから電車でそこまで行って飲んでたんですね。(ちなみに自分の家の方面とは逆)
定期がある状態で、1本定期外に赴くといった形でした。
飲む場所を決める
ところが今回、もう定期が切れてしまっているわけですよ。
ということもあって、僕は飲む場所としてだいたい中間地点の駅を提案したんですね。(それでも一応相手の駅寄り)
お互いに乗り換えしないで一本で行ける駅だったんで、そこちょうどええやん?素敵やん?これシングル出せるんちゃうん?って思って。
ところが中本が「えー俺その駅のお店全然わからんぞー?」と。
「○○駅(中本の最寄駅)だったら行こうと思ってたところあるからさー」つって半ば強引にまたしても中本の最寄駅で飲むことになりました。
会って、飲んで、会計
いざ会って、飲んで、会計が二人合わせて4500円でした。
(行ったお店は普通にチェーン店で、中間の駅にもあったというのはさて置いておいて)
普通に割ったら2250円ずつですが、誘ってきたのが中本というのと、そのときの会話の内容の流れもあって、僕が「端数出してくれよw」って言ったんですね。
そのときの中本のリアクションの感じが
「はぁ~?ったくしゃーねぇなぁ~オイオイ。ったくお前ってやつはよぉーまったく。やれやれだぜ…しゃーねーなー、今回は、俺が出したるわ!」
って感じだったんですよ。
いや、わい900円かけてここに来てるからねっ!?
お前さんは2500円払ったけど、わい実質2900円払ってるからね?
お前さんは歩いて10分くらいで来たけど、わい往復2時間かけて来てるからね?って
わいが高級ソ○プ嬢だったらその間に4万は稼いでるからね?って
だからトータルとしてお前さんの負担は2500円。わいの負担は実質42900円やからね?
もちろんそんなことはおくびにも出さず
「うーっす!ごちになりますぅ!」
って穏便に済ませるあたり、あの頃の僕に比べたら成長している。
考察
いやなにも、差額400円だから半分の200円よこせやってことを言いたいわけじゃない。
要するにスタンスの問題なのだ。「ごめんな俺に近いほうに来てもらって、まぁだから俺端数くらい出すわっ」って感じだったらトータル支払う金額が同じでも全然違う。
そんなことがあって以来、中本のことあんまり好きじゃなくなってしまった。
おそらく、というか完全に中本には悪気は無い。中本の中では本当に「ちょっと多めに出してやった」という事実になっているのだ。
もしかしたら僕の定期が切れていないと思っていたのだろうか。春休みに定期作らない派という会話はあったように記憶しているのだが。
普段からあまり電車を使わない奴だったため、交通費は意外と馬鹿にならないということを認識していなかったのだろう。
本当に純朴なやつなんだ、中本というのは。ポケモンのサトシみたいなやつなんだ。
そしておそらくサトシも相手方の交通費なんて頭の片隅にも浮かばないんだろう。「そんなことよりポケモンバトルしようぜ!」って言ってくるようなやつ。
悟空みたいなやつとも言える。
「交通費ぃ?おめぇな~にわけわかんねえこと言ってんだ。そんなことより修行すっぞぉ」つって。
その鈍感さ、至らなさに苛立ちを感じてしまった僕は果たして器が小さいのか。
誰か教えてエロい人