無料のカットモデルで失敗した話
先日、お金のなさと冒険心からいま巷で話題の無料カットモデルをやってみた!
実際に無料のカットモデルってどんな感じだったのかリポートしていく。
予約まで
いろいろなサイトでやっているみたいだが、一番簡単に決まりそうだったのが、minimoというアプリだった。スマホにしかないのかな…?
僕の希望としてはパーマをかけたいなと思っていたので、その条件で探してみる。
minimoでぽちぽち「メンズOK」で「パーマ」を無料でやってくれるというところを探してみる。
するとすぐに何個か見つかった。特に事前に画像を送ってくださいだとかなんもなく、勝手にこっちからポチっと押したら瞬間で決まってしまった。
これ逆に向こうさん大丈夫か?とすら思った。
いや自分で言うのもなんだけども僕はちゃんとした若者だけども、もう毛も風前の灯くらいのおっさんがきたらどうするんだ?ちびまる子ちゃんの山田みたいな鼻垂れ小学生が来てしまったらどうするんだ?それもそれなのかな
ともあれ、予約が完了した。
お店を調べてみると、本来カットだけで5000円近くするいいお店っぽい。
パーマを含めたら1万円近くいってしまうんじゃないかっていういいお店っぽい。っぽい。
しかもなんか完全個室だとか。
ちょっとワクワクして当日まで過ごす
いざ当日
JR山手線のとある駅で降り、10分ほど前に到着する。
時間は閉店してからなので、21時からである。
入店してから10分から20分ほど待たされている中、なんだかバックヤードがガヤガヤしている。
どうやら自分が担当予定だった人が時間の都合上ほかのお客さんを対応していて、自分にあてがう人が見当たらないような雰囲気だ。
そんなこんながあり、やっぱり担当の人は元々予約していた人じゃなかった。
まあ別にその人の腕前も顔も知らないし、別に誰でもいいっかなーと思って、「おねがいしやす!」といって施術が始まった。
最初は元々予約した人じゃないのにすみませんね~という気持ちでいっぱいだった。しかも無料で切ってもらうなんて。パーマの薬液代もかかるのに。ほんとうに申し訳ないという気持ちがたくさんあった。
しばらくしてパーマのくるくるを巻いていると、先輩らしき人が部屋に入ってきた。
「なんだよお前これ下手くそだなー」
「時間かかりすぎだろうが」
などと、堂々とお金を払っていないとは言え仮にもお客さんの前で施術している人をディスり始めた。
「すいませーん!」
「勉強になりまーす!」
ペコペコする後輩くん。
完全に僕はおいてけぼりを食らった。
その後も先輩と後輩くんのやりとりは続く。
先輩「お前なんでそこを適当にやるんだよ?俺いっつもそんな風に切ってるか?前髪そんな適当に切ると、、ほら変なふうになっちゃってるじゃねえか」
(えっ、変なふうになってるの…?)
先輩「おまえそれ俺だったらカットしてからパーマかけるけどな。ほら全部かかってるところ切っちゃって意味なくなっちゃってるじゃねえか。」
(え、意味なくなっちゃってるの…?)
こんな調子で小一時間指導が続いた。当然僕はおいてけぼり。
その先輩はどうやら店長らしかったのだが、後輩はずっと怒られていて、なんだかともすると自分もこれ悪いことしてるんじゃないかって気がしてきて。
部活なんかで顧問に怒られていて「おいお前たち、○○を見習え!」ってい言われているときの○○のような完全に悪くないはずなんだけど、なんだかいたたまれない、とても居づらい雰囲気であった。
仮にもお客の前で施術者を完全にこき下ろすあたり、完全に練習台として見られているんだなあ。と感じた。
まあそんな雰囲気は正直どうでもいい。仕事さえしてくれれば無料なんだ、いい感じになればお釣りがくる。
ちなみにこんな感じの仕上がりを期待していたのだが
していたのだが、、、
だが、
こんな感じになってしまった。
めっちゃ正義感強い奴みたいになってしまった。
いやおかしいと思ったんだよ。カットしてる時に「就活ですか?」とか聞かれて。
こいつ俺のこと就活生だと思ってんのか?ゆるふわパーマにするつもりないんか?こいつは俺を就活生仕立てにしようと思ってる。ってその段階で気づくべきだった。
最後の方にもまた店長が現れて「ほーら言わんこっちゃない」的な感じでなじっている。ちょいちょいちょいちょい、最後の最後に出てきてそんなこと言うか?
ホーライワンコッチャナイ?
ドウシテキミガキッテクレナカッタンダ?
ちゃんと切ってくれるって言ったじゃないか
もうこれで終わってもいい
だからありったけを
後輩くん「殺されるのが ボクで良かった…!!」
さて
また髪が伸びたので無料カットモデル探します。
まとめ
やっぱり無料カットモデルにはそれなりのリスクがあるので、大事なイベントの前とかにはお金払いましょう。
すごく愚痴を言いたかったのですっきりした。
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