常識化するということ
「7つの習慣」や「人を動かす」、いろいろな自己啓発本などあると思いますが、その本を読んだあとでは、やる気に満ち溢れているはずが、1ヶ月もすればその時の情熱は何処へやらといった状態に陥ってしまう経験、多くの人があると思います。
私もそのようなことが多々あるのですが、その度にその原因は自分の中で"常識化"ができていないことだと思っています。
バスケに例えるなら、インハイ選手からなにか技を教えてもらって、実際その場で練習してみて、その時は、うぉーすげー!おれうまくなったーっ!って思うんですが、これってほとんどうまくはなってないですよね?
意識して使っているうちはまだ自分のものになってないですね。自然な流れの中で使えるようになってこそ、モノになったと言えるでしょう。
それとおんなじことが本についても言えると思います。
やっぱり人それぞれ、人生に歴史があると思います。高々数時間の本を読んだくらいで価値観、生き方ぶち壊されてたまるもんかと。少なくとも僕は心の何処かでは思っています。
ただ、これは取り入れたいなって思うことも確かです。そういう時は、自分の中で常識化出来るように心掛けています。
そのいくつかをまとめてみたいと思います。
①何度も読む
記憶として定着させるのに一番有効な手段ですね。エビングハウスの忘却曲線を意識して読もうとするのですが、いかんせん、もう一度読むのは面倒くさいなと思ってしまいます。
②ブログに書く
大量の情報の中で自分がなにを感じ取り、どの部分に共鳴し重要だと思ったかをまとめる意味で書きます。もともとアウトプットを意識して読むと、情報が整理してインプットしやすいです。
③違う著者の同じトピックを一気読みする
これは僕がすごく好きな方法です。どんな権威のある人が書いていようと、所詮ただの一人が言っているだけで、信憑性もそうなんですが、自分の中での情報の信頼性を高めるために、ジャンルの同じ本を読みます。違う著者も同じことを言っていたら、それは相当に確からしいなと、自分の中でも確たる自信がつき、それが実践してみようと思うモチベーションの部分にも大きく関わってくると思うからです。
④人に話す
これが一番簡単な方法だと感じます。
人に話すことによって、自分の中でも無意識にでも整理できるように感じます。回数を重ねるごとに、そこに自分の意見なども入ってきて、醸成されたものになるのではないかな、と思っています。
僕が圧倒的に実践しているのは③ですが、どれもできればやっていきたいなーと思っています。
インプットよりもアウトプットが大切だなんて言う人もいますが、僕はそもそもみんなちゃんとインプット出来てる?と問うてみたくなることも少なくないですね。
では