童貞じゃんけん列車
ゴーゴーゴーゴーじゃんけん列車♪
幼き頃に楽しんだあのゲーム
実は童貞の人生に大切な教訓を与えてくれるものだったんだよね
じゃんけん列車で楽しめる学年なんてせいぜい中学年くらいまでだけども、約10年越しで大切なことを教えてくれていたことに気が付く。
それでは、じゃんけん列車のステップに沿って、同時に童貞じゃんけん列車を紹介していくよ!!
プロローグ
じゃんけん列車
最初のステップでみんなごちゃごちゃ入り乱れて歩き回るときはまだ楽しい。
童貞じゃんけん列車
小学校くらい。まだみんな付き合うだとか、童貞だとかいう概念がそもそもない時代。何も考えていない楽しい時代。
1回戦
じゃんけん列車
これが肝でもあるのだが、
最初のじゃんけんで、クラス全体の人数が奇数の場合は一人余ってしまうんだ。
だから最初の1ターンで、みんなが2人組になった後、一人だけひとり列車が出来上がってしまう。
童貞じゃんけん列車
まわりに彼女が出来はじめる。まだ「おーいいなー。俺もほしいなー。みんなに続けるかっ」くらいのスタンス。全然焦りなどは感じていない。
2回戦
じゃんけん列車
このターンで、列車の数が偶数だったらまだいい。でもまたしても列車の数が奇数だったら、最初の1ターンでじゃんけん相手が見つからずに一人列車になってしまった人はまたしても余る可能性が高くなる。
そりゃそうだ!だってジャンケンして同じ二分の一の確率で負けて支配下になるんだったら、どうせなら勝ったときに後ろにひきつれる人は一人より二人のほうがいいんだからさ!
ひとり列車の人しか余ってなかったらそりゃしょうがなくじゃんけんするけどさ、できることなら二人の列車とジャンケンしたいのが人の性じゃないかな♪
童貞じゃんけん列車
まわりは普通にもう彼女できる。それが普通な状態になってしまうが、自分はいまだに童貞どころか彼女さえいない。
3回戦
じゃんけん列車
さて3回戦
もうほかの列車は軒並み4人列車になってしまっているわけだ。
もうこのターンでまで一人列車であったら、下手したらこのターンは余りが出なくてもじゃんけんしてもらえない可能性すらある。4人列車が余っているのに、「だってお前ひとりだけじゃーん。やだよー」って言われる可能性すらあるわけだ。
これはルール違反なのかもしれないけど、でもこれアメリカで裁判やったら陪審員は全員被告に肩入れしてくれてこれは有罪にはならないレベルではあるくらいにグレーライン。
童貞じゃんけん列車
中学時代あまり女の子と話してこなかったディスアドバンテージがあり、高校に入っても周りが慣れていることでより自分の不慣れさが際立つ。
もう彼女いるのが当然みたいな雰囲気ができていたりする。「あれ?おかしいぞ、おれ、やばいぞ。さすがにやばいぞ…」と自分の置かれた状況に気づき、かなり焦る。
地獄の4回戦
じゃんけん列車
もうこのステップになってくると、もう優勝候補が見えてくるわけだが。8人列車になっているので、クラス33人だとすると、もう5人しか残っていない。
ほかのみんなは8人列車にまで成長しているのに、自分だけひとり列車。もうこのフィールドに存在していることすら恥ずかしくなる。周りの目が痛い。「なんであいつひとりでまだ生き残ってるんだよ~ずっりぃ~」そんなありもしない声が聞こえてきさえする。
この先の展開は各自想像してほしい…
童貞じゃんけん列車
運よく大学デビューできたとしても、いままで彼女いなかったということの気持ち悪さが足を引っ張り、平場では行けたかもしれないものも逃す人生。
この年になって童貞である→第一印象から引かれる→そういった出会いをまたしても潰す→またしても童貞
この無限ループはまってしまう。
これが童貞じゃんけん列車の全貌。
この無間地獄から抜け出すには、もう先生に介入してもらうか、それともめっちゃ仲いい友達に友達のよしみでじゃんけんしてもらうしかないのかな。
これはリアルじゃんけん列車の話。
童貞じゃんけん列車を抜け出す方法は…
…だれか教えてください。