ブロガー新年会で感じた「有力ブロガー印象悪ぃィィイイ!!」って話とあと収穫。
先日1月16日にブロガー新年会なるものに参加してみたんですね。
参加者が大学生45人社会人25人の総勢80人くらいが参加したらしんですね。
まずひとつ思ったことは、「有力ブロガー印象悪いぃィィ!!」ってことです。
参加したのは、この学生3人が主催するイベントです。
勢力図
まずこの参加者の勢力としては主に三つあるように感じて、
1つは主催陣の運営しているオンラインサロンBlogCollegeのメンバー。
この人たちは運営のお手伝いとかやっていたりしましたね。
そして二つ目が、ブロガー界隈の重鎮。
はてなブログでも読者数数百から千いくつともなるいわゆるアルファブロガーってやつですかね。
そして三つ目が、その他、新参勢力。
まだブログやってないんですー。主催の人が知り合いで、面白そうだから参加してみましたーって人。個人で細々とやっているけど、なんか面白そうなことがあるかなーと思って参加してみましたーっていう人。
ちなみに僕は、1と3の間。実は1ヶ月間だけBlogCollegeなるものに入っていたのだが、今は細々と続けている。むしろサークルやめた感じの気まずい感じをBlogCollegeメンバーの人達に対して抱いているわけです。キャンパス内ですれ違う時はなんにも通知も来てないのに思い出したように携帯を取り出して目線を合わせないようにする感じです。
指をちょろちょろと動かして、計算してる風を装って、考え事をしている感じを演出します。
収穫
そんなこんなでしたが最初のほうは、主催の3人のトークセッションという形で、どうブログを運営していくかみたいなことをつらつらとお話していただきました。
「スマートニュースに載るには、Twitterでの拡散が有効だということをおれは解析した」とか
「食レポをするときに、写真の前にに文章を入れるのか、写真の後に文章を入れるのか」とか
結構具体的な話とかあったんですけど、そんなことは正直自分で考えたり試行錯誤していけばいずれ見つかることで、今日ここでしか聞けないことというわけではなかったわけで。
しかし、「そのレベルまで考え込んで、ひとつの記事を送り出してるんだー」という意識の範囲の違いを知ることができたのは大きな収穫だったとも思うんですね。
たとえば勉強に関して言えば、『朝の方が集中力があるから午前中に論理的な思考を必要とする数学などを勉強したほうがいい』だとか、『エビングハウスの忘却曲線に基づいて記憶の薄れかかった頃にもう一度復習をすると定着する』だとか、別にこの一つ一つのことなんて本を読んだりネットを探せばいくらでも落ちている情報ではあるんですが、難関大合格者はこのような細かい事まで考えて実践していたんだーっていう、自分の浅はかさが露呈する形にはなりました。
スポーツで言えば、自分は高校時代、わりと真剣に部活をやっていたつもりで、筋トレとかもやっていたんですが、今にして見れば当たり前の知識やメカニズムを全く考慮せずに、ただただ「ふんッ」とかいって思いバーベルを持ち上げることに終始していたりしたんですね。
たぶん強豪校の選手たちは、超回復だとか、見せ筋のつけ方と実用的な筋肉の付け方の違いだとかちゃんと理解してトレーニングに励んでいたと思うんですね。
そういう意識レベルの違いは確実にあったなあと感じました。
言うなれば僕は
「今日単語ガチるわ~」とかいって一日中単語の勉強をして、次の日は何もしない。みたいな?
日に30時間の鍛錬をしちゃうとか、「今日強くなれるならば明日はいらない」とか言っちゃうみたいな?
そんなアホな感じだったことを改めて感じたんですね。
どうせやるならちゃんとやろーと思ったんですね。
顔を知りたいけど知りたくない
これね、ネットで見たことある人だー!ってなる人が何人かいたんですよ、よく名前出てくる人だーっていう人が。
その人たちは元々顔出ししてないで、よくわからないアイコンにしていたりする人達だったりするわけなんですね。
常日頃その人たちの文章を読んでいたりする人からすると、あ〜こんな人が書いているんだーっていう感動と同時に「知りたくなかったー」っていう気持ちもあるんですね。
自分の大好きな漫画がアニメ化されてそれはそれで嬉しいんだけど、あれ?なんか声違くね?いやーそんな声じゃないっしょーふざけんなよーっていうあの感覚。
むしろ自分の好きなアニメの可愛いキャラクターの声の人が蓋を開けてみたらババアやないかい!!ってなことでしょうか。
知りたい反面知りたくなかったぁああああ!!!っていう気持ちもあるわけなんですね。
いかがわしいサイトで、タイトルで素人って言ってるのにコメント欄で「女優名を教えてください」とか言っちゃう人。
そんでもって、「この方は○○です。」とか丁寧に答えちゃう人。
お前のことだよ!!
いや、知りたいんだけどさぁ…
わかるよ?その知りたい気持ちは。
俺も一回これ誰ですか?って書き込んだことあるもん。
でも知りたいんだけど知りたくないんだよこっちは。
そんな感じだった。
これ誰も悪くないんですけどね。
強いて言うならこんな社会が悪い。そんな感じ。
そんなこんなで、知りたいけど知りたくなかったぁーっていう有名ブロガーの人たちがいくつかいましたとさ。
なんかいやな気分
そんで、この参加者全員が名前とブログ名を書いた名札を首から下げることになっていたんですね。
登壇者のトークセッションが終わって、ピザとお酒が各テーブルにセットされご歓談の時間になったんですね。
ここが本番みたいなところあったんですけど、ここで初めて「あ、あの人あのブログの人かー」ってのがわかったんですね。
逆に言えば、向こうからしても自分のブログの名前とか把握されるわけですよ。
「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている」的な
「深淵と目があって気まずい時、深淵もまた気まずい」的な
「深淵の名札を見て、『あれが深淵さんなのかー!』って思ってるとき、深淵は『(チラッ)なんやよく知らん弱小ゴミブロガーか』って思ってる」的な
そんな雰囲気を感じました。
目線が合って、名札を見られた上で「なんだ、戦闘力5のゴミか」って思われている感覚。
たぶん街コンとかクラブとかにいるあんまり可愛くない女の子は日常的にこういう扱いを受けているんだろうなーと感じて辛かった。すごく辛かった。
学祭とかでも、明らかにナンパ待ちのエリアに女二人組でいて格好の獲物なはずなのに、1匹の狼も寄ってこない感じ。
満員電車の中で誰かゲロしたんか?くらいの寄ってこなさ。いやむしろ酔ってきてゲロしちゃったのか?
チラって顔を確認した上で、「あぁ、ちゃうなこれ」って判断された感じ。知らない人に勝手に振られてる感じ。
もちろん全員そうというわけではないですがね。
一方では、アルファブロガー同士「おぉ、お前も来てたのか」みたいな絡みをしていて、
「おーよう、最近ブログ相談なんてしょうもないこと始めたんだってなぁ、まずは4強の一角崩れたな、愛知の星よ」
愛知の星「、、、すまん誰だっけ 君?」
みたいな絡みあって(想像)、なんかいいなぁーと思いました。
そこそこ有力ブロガーは「さすが全国区…」と牧さんのようなカッコ良ささえもありました。
まとめ
オフ会みたいなのって多分楽しいけど、ある程度の実力がないと肩身が狭く感じてしまうなというのが、弱小ブロガーの所感でした。