え?バイトで頭を使うポイントどれだけラクをできるかの一択でしょ!?
時給制のバイトで思考停止しないのは無理だろっていう話をした僕だったが、その日暮らしの小銭を稼ぐために悲しくもバイトをしなくてはならなくなってしまった。
僕のバイト観は以下のエントリで書いた通りだ。
そう、つまりバイトはくそだと思っているわけだ。
にもかかわらずバイトをせざるを得ない。この状況の自分を情けなく思いつつも電車に乗って戦場へ向かうのだった…
貢献しようなんてつもりは一切ない
特に僕が今やっているのは、イベントスタッフなどいわゆる派遣っていうやつだ。だから毎回場所も変わるし、人も新しくなる。
その形態のバイトの性質でもあるが、全く忠誠心はない。
自分が頑張ることでクライアント様の今後の活躍に影響したり、会場に足を運んできてくださったお客様が気持ちよく楽しめるだなんてどうでもいい。
必要最低限のタスクだけをこなしていくことに全力を注ぐ。
まさにこれだ
いかにしてラクをするか
僕の派遣バイトの頭の使い方はいかにしてラクをするか一点につぎ込まれる。
あるイベントのバイトでは、「経験者の方ー」と呼ばれそれに行ってしまうと、経験者ゆえに多少複雑な仕事をやることになる。
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当然仕事量が増える。
↓
バイト終わりに疲れがたまる。
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バイト終了後もしくは次の日のパフォーマンスに支障が出る。
よって僕は未経験者と語り、楽なポジションの仕事をやることにすべてをかける。
全体の並び順から会場の規模や忙しそうなポジションを判断して、どの場所に並べば一番楽な仕事に割り振られるかを考えて行動する。
この一点のみだ。
ドラマ半沢直樹の中では「銀行は人事がすべて」というセリフがあったが
「派遣バイトは配置がすべて」とも言える。
あとは嫌な仕事をいかに露骨じゃなくさりげなーく避けていくか。逃げていくか。
このさりげなさもポイント。
ほかのことをやってる風を装ってみたり、うまくトイレのタイミングを駆使してみたり、とにかく疲れが残らないように全力を尽くす。
使役者は性悪説で臨むべき
こういったバイトを雇うオーナーなりクライアントは性悪説で臨むべきだと思う。
バイトは隙あらばさぼりにかかる説とも言いかえられる。
その上でさぼらせないシステムであったり、積極的に仕事をすることのインセンティブを与えて、精神論なぞではなく、合理的に生産性を上げる方法を考えた方がいいだろう。
同じ給料をもらうんだったら疲れるより疲れない方がいい。
そう考えるのは当たり前で、特にまじめにやればスキルが身に付くというわけではない仕事ではより一層この傾向は強まるわけで、クビにされないぎりぎりの範囲で省エネをする人は、いる。
大学の成績でCを大量に拾ってきている連中だ。
かくいう僕もその一人。
もっとバイトに多様性あってもいいんじゃないかな、と思う今日この頃だった。